ベネズエラ・ボリバル共和国 Bolivarian Republic of Venezuela

スポット情報・危険情報 安全対策基礎データ テロ概要 在外公館アドレス

本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

【感染症関連情報】 【感染症関連情報】はこちら

感染症危険情報が発出されています。(2009/11/16)

▲TOP

【最新スポット情報】   【危険情報】はこちら
ベネズエラ:誘拐事件の多発に関する注意喚起(2009/06/11)
ベネズエラ:爆弾事件に関する注意喚起(2009/01/13)
スポット情報一覧
▲TOP

【危険情報】 危険情報とは?
本情報は2009/11/23現在有効です。
  【最新スポット情報】はこちら
【感染症関連情報】はこちら

ベネズエラに対する渡航情報(危険情報)の発出(2009/08/13)


 ●カラカス首都区のリベルタドール市全域及びスクレ市(ペターレ地区)
  並びにコロンビアとの国境地帯
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
 ●上記以外の地域
    :「十分注意してください。」(継続)

地図1 
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)ベネズエラの一般犯罪については、2003年から減少傾向が続いていま
  したが、2005年8月から再び増加傾向に転じました。2008年上半期の総
  犯罪件数は前年同期比で7,616件増加しています。凶悪犯罪については、
  殺人、強盗、身代金目的誘拐がそれぞれ増加しています。

(2)ベネズエラ全体の凶悪事件の20%以上がカラカス首都区で発生してお
  り、特にリベルタドール市(ペレータ地区)等の大規模な貧民街を有す
  る場所では、違法けん銃、レンタルけん銃を使用した凶悪犯罪が多発
  し、極めて危険な状況にあります。

(3)コロンビアとの国境地帯(スリア州、タチラ州、アプレ州、アマゾナ
  ス州)では、依然としてFARC(コロンビア革命軍)等のコロンビア反政
  府武装ゲリラ組織、パラミリタリー(右翼非合法武装集団)、現地の過
  激派組織であるFBL(ボリーバル解放戦線)及びこれらの組織から離脱
  した者を含む不特定多数の一般凶悪犯罪者グループの存在が確認されて
  おり、身代金目的の誘拐事件、麻薬関連犯罪が発生しています。

(4)2009年1月1日及び8日に、カラカス首都区内のテレビ局及び政党施設
  に催涙弾が投げ込まれ、爆発する事件等が発生しました。

2.地域情勢
(1)カラカス首都区のリベルタドール市全域及びスクレ市(ペターレ地区)
  :「渡航の是非を検討してください。」
 (イ)カラカス首都区リベルタドール市のセントロ地区では、近年、露店
   商が急激に増加し、これら露店商街では、強盗、スリ、置き引き等の
   被害が多発し危険な状態になっていました。このため、治安当局は、
   セントロ地区、サバナグランデ地区、チャカイート地区の露店を排除
   する作戦を実施し、ほとんどの撤去を完了しました。また、至る所に
   警察官の詰め所(テント)が設けられ、同地区の治安維持に当たって
   います。しかし、最近は、露店が再び増加しています。このため、こ
   れらの地区においては、現地をよく知る者の案内等がなく、一見して
   観光客と分かる服装で観光することは犯罪者の格好のターゲットとな
   り危険です。2008年にはセントロ地区及びサバナグランデ地区で日本
   人観光客が恐喝の被害に遭っており、2009年に入っても、同地区で日
   本人観光客が現地警察官に警察車両に押し込まれ金品等を強奪される
   強盗被害に遭うなど、現職警察官による犯罪も発生しています。
    また、リベルタド−ル市と並んで凶悪犯罪が多発しているスクレ市
   ペターレ地区には、カラカス最大の貧民街が広がっており、日常的に
   殺人、強盗等の凶悪犯罪が発生する大変危険な地域です。同地区は、
   警察部隊でも数十人規模の部隊を編成しなければ、危険で立入れない
   場所となっています。
 (ロ)凶悪犯罪については、治安当局の統計によれば、2008年の殺人事件
   は、カラカス首都区で2,653件(前年比57件減。人口10万人当たりの
   発生件数〔以下:発生率〕は東京の約61倍。)と極めて高い発生率を
   示しています。
    また、強盗事件についても、カラカス首都区で1万1,733件(前年比
   313件増。発生率は東京の約71倍。)発生し、また、身代金目的誘拐
   事件は42件と、殺人事件同様、非常に高い発生率を示しています。こ
   れら凶悪犯罪は、時間、場所、対象を問わず、その約90%がけん銃等
   の銃器を使用した犯行です。在留邦人や日本人観光客もけん銃を使用
   した強盗、自動車強盗等の被害に遭っています。
    同地区では、ひったくり、置き引き、スリ等の犯罪も依然として高
   水準で推移しています。これら犯罪の約60%は公道上で発生してお
   り、犯罪多発時間帯は従来は平日の午後8時から午前0時までの間でし
   た。しかし、最近では、人の往来が多い時間帯(朝夕の通勤時間帯、
   昼食時間帯前後)でも多く発生するようになっています。
 (ハ)2008年9月から2009年1月にかけて、カラカス首都区の反政府系テレ
   ビ局グロボビシオン本社、反政府系新聞社エル・ヌエボ・パイス紙
   社、キリスト教社会党本部及び反政府系フリーライター宅に政府系過
   激派組織等によって催涙弾が投げ込まれ爆発する事件が発生していま
   す。また、ベネズエラでは、全国規模の選挙・国民投票の前に政府派
   ・反政府派が爆弾事件を引き起こす傾向があり、注意が必要です。
 (ニ)つきましては、カラカス首都区のリベルタドール(カラカス)市及
   びスクレ市への渡航・滞在を検討されている方は、上記情勢を踏ま
   え、渡航の是非を含めた検討を真剣に行い、渡航・滞在される場合
   は、各種犯罪に巻き込まれることのないよう十分な安全対策を講じる
   ようお勧めします。

(2)コロンビアとの国境地帯(スリア州、タチラ州、アプレ州、アマゾナ
  ス州)
  :「渡航の是非を検討してください。」
 (イ)コロンビアとの国境地帯(スリア州、タチラ州、アプレ州、アマゾ
   ナス州)における2008年中の誘拐発生件数は94件(全国での発生件数
   は390件)で、全誘拐件数の約25%を占めています。同地区では、
   FARC、FBL、パラミリタリー等の組織が活動しています。ベネズエラ
   当局から「ゲリラ組織」と位置付けられているFARC及びFBLは、タチ
   ラ州、スリア州、アプーレ州の山中にアジトを形成し活動していま
   す。ベネズエラ当局から「不良犯罪者グループ」と位置付けられてい
   るパラミリタリーは、ベネズエラ側にアジトや拠点を持たず、国境を
   越えたコロンビア側にアジトを形成しています。その主な活動は、嘱
   託殺人、誘拐、麻薬・食料品密輸です。また、ゲリラの組織方針に従
   わない末端グループやゲリラの手口を模倣した一般犯罪者グループに
   よる誘拐が発生しています。誘拐犯罪の多くは、国境周辺の牧場主、
   農場主又は実業家及びそれらの家族等の裕福な階層を標的としていま
   す。
 (ロ)ベネズエラは、コロンビアで生産された麻薬(コカイン)を北米や
   ヨーロッパ市場へ密輸するための通過国となっており、コロンビアと
   の国境地域においては、しばしば大量の麻薬が押収されています。
    最近の麻薬関係の事件としては、750個のパネル状に加工したマリ
   ファナ(722Kg)を自宅に保管していたコロンビア人2人とベネズエラ
   人1人の逮捕、また検問中、79Kgのコカインを所持していたベネズエ
   ラ人の逮捕等があります。
 (ハ)つきましては、コロンビアとの国境地帯への渡航を検討されている
   方は、上記情勢を踏まえ、渡航の是非を含め自らの安全につき真剣に
   検討を行い、渡航される場合は、十分な安全対策を講じ、誘拐や麻薬
   関連犯罪に巻き込まれないよう細心の注意を心掛けてください。

(3)上記以外の地域(カラカス首都区のチャカオ市、バルータ市及びエル
  ・アティージョ市を含む)
  :「十分注意してください。」
 (イ)カラカス首都区及びコロンビアとの国境地帯以外の地域において
   も、殺人、強盗、誘拐等の凶悪犯罪は多発しています。特に、住居、
   ホテル等への押込強盗犯罪については、防犯対策が手薄である場合が
   多く、カラカス首都区以上に注意が必要な場合もあります。
 (ロ)カラカス首都区のチャカオ市(邦人居住区、大使館所在地)及びバ
   ルータ市で発生した最近の主な事件としては、チャカオ市チャカオ地
   区のチャカオ市場で、在留邦人女性が、買い物中にバッグを切り裂か
   れ財布が抜き取られていた事件、バルータ市のショッピングセンター
   から帰宅する男性が、バイクで近づいてきた犯人に後方から発砲され
   死亡した事件等があります。また、けん銃で脅された後、殴打され現
   金を強奪された事件や、ドライブインのトイレでのけん銃強盗事件等
   が発生しています。
    つきましては、同地域への渡航を検討されている方は、各種犯罪に
   巻き込まれることのないよう、自らの安全につき再度確認を行うな
   ど、十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
  滞在中は下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてく
 ださい。また、外務省、在ベネズエラ日本国大使館及び現地関係機関等よ
 り最新の情報を入手するよう努めてください。なお、犯罪の手口及び安全
 対策の詳細については、《安全対策基礎データ》を御参照ください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
 (イ)危険を察知した場合(交通事故、火事、救急、災害を含む)には、
   電話番号「171番」に通報してください。
 (ロ)殺人事件等凶悪犯罪の多発している「ランチョ」と呼ばれる低所得
   者層の居住地区(主に山の斜面に所在し、煉瓦造りの住宅が密集して
   いる地域)には絶対に近寄らないでください。
 (ハ)万一、強盗に遭遇した場合、犯人は銃器を所持しているおそれがあ
   りますので、絶対に抵抗しないようにしてください。また、財布を取
   り出そうとして慌ててポケットに手を入れる(拳銃を取り出そうとし
   ているものと勘違いされ、撃たれるおそれがあります。)など、犯人
   を刺激するような行動はとらないようにしてください。
 (ニ)ベネズエラにおいては、日本人も被害者となる短時間誘拐事件(被
   害者を一時的に拘束し、キャッシュカードなどで現金を引き出させ、
   現金を手に入れた後解放するもの)が発生していますので、夜間の外
   出は控える、キャッシュカード、クレジットカードは必要時以外は持
   ち歩かない等十分注意してください。また、カラカス・マイケティア
   国際空港直近の道路上でも、武装グループによる短時間誘拐、強盗事
   件が発生しています。空港付近を通行する場合はくれぐれも周囲の状
   況に御注意ください。
 (ホ)誘拐の被害を防ぐため、「目立たない」、「用心を怠らない」、
   「行動を予知されない」の3原則を守るようにしてください。(なお、
   海外における誘拐対策についての詳細はホームページ:
   http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html を参照してくだ
   さい。)
 (ヘ)爆弾事件に巻き込まれないために、不審物及びゴミ集積所には近づ
   かない、パイプ、ペットボトル等にガムテープ、リード線、電池、時
   計、導火線等が付いていたら注意する、車両に乗り込む際は車両の下
   に不審物がないか点検するなど、安全確保に注意を払うよう心掛けて
   ください。(詳細はホームページ:
   http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.html を参照してくだ
   さい。)
 (ト)各政治勢力や関係当局が随時発表するベネズエラの主要な政治日程
   のほか、以下の各記念日、祝日等には、大規模なデモ行進や集会等が
   開催される可能性がありますので、こうした日程にも留意しつつ、不
   測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
     ペレス・ヒメネス独裁政権崩壊(1月23日)
     1992年のクーデター未遂記念日(2月4日)
     1989年のカラカス暴動記念日(2月27日)
     2002年の政変劇(4月11日)
     独立宣言記念日(4月19日)
     メーデー(5月1日)
     カラボボ戦勝記念日(6月24日)
     独立記念日(7月5日)
     シモン・ボリバル生誕記念日(7月24日)
     民族の日(10月12日)
     シモン・ボリバルの命日(12月17日)等
 (チ)現職警察官による犯罪の増加
    ベネズエラでは、観光地をパトロールする制服警察官が言い掛かり
   をつけたり、検問と称して現金を強要する等現職警察官による犯罪事
   件も発生していますので、これら犯罪に巻き込まれないよう十分注意
   してください。

(2)短期滞在者向けの注意事項
 (イ)タクシー運転手が銃器を使用する強盗事件が多発しています。やむ
   を得ずタクシーを利用しなければならない場合は、流しのタクシ−は
   絶対に避け、無線タクシーを利用してください。特にカラカス・マイ
   ケティア国際空港など各空港でタクシー運転手による強盗事件が多発
   していますので、できる限り知り合いに迎えに来てもらう等の方法を
   検討してください。なお、マイケティア国際空港には、正規のタクシ
   ーサービス(車体が黒色で統一され、ドアに黄色の大きなシールで
   「Corporacion Anfitriones de Venezuela」等と書かれた四輪駆動車
   タイプ)がありますので、迎え等の都合がどうしてもつかない場合
   は、これを利用してください。
 (ロ)2002年に、ベネズエラの一部地域(メリダ州、タチラ州、バリナス
   州、アプレ州、スリア州、アンソアテギ州)において黄熱が発生しま
   した。このため、他の黄熱発生国・地域からベネズエラに入国する
   際、1歳半以上の者に対し、黄熱予防接種証明(イエローカード)の
   提示が要求されることがあります。また、黄熱発生国・地域以外から
   ベネズエラに入国するすべての人に対しても、入国の10日以上前に黄
   熱の予防接種を受けることが推奨されていますので、最新の現地情報
   の入手に努め、必要であれば事前に予防接種を受けるようお勧めしま
   す。

(3)長期滞在者向けの注意事項
 (イ)路線バスの車内や地下鉄駅構内(特にエスカレーター付近)での強
   盗、スリ事件が多発していますので注意してください。
 (ロ)カラカス首都区では、全犯罪の約60%が公道上で発生しています。
   車両を運転する際には、窓を閉じ、ドアをロックし、後方や周囲の状
   況に絶えず注意してください。また、買物や食事等をする際には、警
   備員の常駐している駐車場を利用するようにしてください。
 (ハ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですの
   で、到着後遅滞なく在ベネズエラ日本国大使館に「在留届」を提出し
   てください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はベ
   ネズエラを去る(一時的な旅行を除く。)ときは、必ずその旨を届け
   出てください。なお、在留届は在留届電子届出システム(ORRネット、
   http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )にによる登録をお勧めします。
   また、郵送、FAXによっても行うことができますので、在ベネズエラ
   日本国大使館まで送付してください。。なお、在ベネズエラ日本国大
   使館では頻繁にデモ、道路封鎖、一般犯罪の傾向と留意点等、皆様の
   安全に関する「安全情報」を発出しています。このため「安全情報」
   の提供を希望される方は在留届を提出する際に「メールアドレス」も
   併せてお知らせください。

4.なお、隣国のコロンビア、ブラジルには、各々「危険情報」が発出され
 ていますので御留意ください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3679
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
              http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
 ○在ベネズエラ日本国大使館
  住所:Edificio Bancaracas Piso 11, Av. San Felipe Con 2a
      Transversal, La Castellana, Municipio Chacao, Estado
      Miranda, Venezuela (Apartado No.68790, Altamira, Caracas
       1062-A Venezuela)
  電話: (58-212) 261-8333
  FAX : (58-212) 261-6780


▲TOP



【広域情報】はこちら 【安全対策基礎データ】はこちら 【テロ概要】はこちら