ラオス人民民主共和国 Lao People's Democratic Republic

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本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

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ラオスに対する渡航情報(危険情報)の発出(2008/12/04)


 ●国道13号線のバンビエン〜シェングンまでの区間及びその周辺地域(バ
  ンビエンを除く)、シェンクワン県タートーム郡及びビエンチャン県サ
  イソンブン郡(旧サイソンブン特別区)、シェンクワン県クーン郡及び
  その周辺地域、国道7号線のプークーン〜ポンサワンまでの区間及び
  その周辺(ポンサワンを除く)、フアパン県サムヌア周辺地域(サムヌ
  アを除く)
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
 ●上記以外の地域
    :「十分注意してください。」(継続)

地図1 
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)ラオスにおいては、2007年2月以降、国道13号線上やその付近及びボ
  ケオ県パクター郡近郊において、反政府勢力とみられるグループと政府
  軍との間で戦闘が発生したとの情報があります。また、国道13号線上や
  その付近において、通行中のトラックが銃撃を受け、運転手が死亡する
  事件が発生したとの情報もあります。今後も同種事件が発生する可能性
  は排除できませんので、渡航に際しては十分な注意が必要です。

(2)また、シェンクワン県タートーム郡及びビエンチャン県サイソンブン
  郡(旧サイソンブン特別区)、シェンクワン県クーン郡及びフアパン県
  サムヌア周辺地域では、反政府武装勢力が活動している模様で、過去に
  は同勢力によるとみられる襲撃事件が発生していますので、これらの地
  域において不測の事態に巻き込まれる可能性は排除できません。

(3)その他の地域においても、バスターミナル、バス等を狙った爆発・襲
  撃事件が過去に発生しているほか、首都ビエンチャンを中心に置き引
  き、侵入盗、ひったくりが多発しており、日本人も多数被害に遭ってい
  ます。

2.地域情勢
(1)国道13号線のバンビエン〜シェングンまでの区間及びその周辺地域
  (バンビエンを除く)
  :「渡航の是非を検討してください。」
 (イ)2007年2月、北部山岳地帯を通る国道13号線北のパクポー地点にお
   いて、反政府集団とみられるグループと政府軍との間で戦闘が発生し
   たとの情報があります。また、同年3月以降、ビエンチャンからバン
   ビエンに向かう国道13号線のホアイモーからサイソンブン方面へ約39
   キロ入った地点やバンビエン近郊の国道13号線のパータオ村地点にお
   いて、通行中のトラックが銃撃を受け、運転手が死傷する事件が発生
   したとの情報があります。さらに、国道13号線カシーとプークーン間
   において武装勢力と政府軍との間で銃撃戦が発生したとの情報があり
   ます。
 (ロ)これら襲撃事件等の背景は明らかではありませんが、単なる強盗で
   はなく、反政府集団によるテロ活動との見方もあり、犯行グループが
   逮捕されたとの情報もないことから、今後も同種の事件が発生する可
   能性は排除できません。

   つきましては、これらの地域に渡航・滞在される方は、渡航の是非を
  含め自らの安全につき真剣に検討され、渡航・滞在される場合には、安
  全確保のため十分準備されることをお勧めします。

(2)シェンクワン県タートーム郡及びビエンチャン県サイソンブン郡(旧
  サイソンブン特別区)
  :「渡航の是非を検討してください。」
 (イ)旧サイソンブン特別区に当たる地域においては、反政府武装勢力が
   存在しているといわれています。過去には同地域内のビア山周辺で襲
   撃事件が多発し、多数の死傷者を出しました。また、同地域から国道
   13号線へ向かっていた路線バスが襲撃を受け、多数の死傷者が出る事
   件が発生しています。
 (ロ)同特別区は、2006年1月にビエンチャン県に編入されるまで軍が実
   質的な統治をしていたことにもみられるように、必ずしも治安が安定
   しているとはいえません。北部山岳地帯については、引き続き不測の
   事態に遭遇する可能性は排除できません。

   つきましては、同地域に渡航・滞在される方は、渡航の是非を含め自
  らの安全につき真剣に検討され、渡航・滞在される場合には、安全確保
  のため十分準備されることをお勧めします。

(3)シェンクワン県クーン郡及びその周辺地域
  :「渡航の是非を検討してください。」
 (イ)シェンクワン県クーン郡及びその周辺地域においては、過去に村の
   焼き討ち事件が発生する等、乾季を中心に、反政府武装勢力によるも
   のとされる襲撃事件が発生しています。これらの事件は外国人を標的
   とした事件ではありませんが、今後、同勢力が現政府の信用を失墜さ
   せることを目的に、外国人に対し危害を加えることも考えられます。
 (ロ)同地域では、2005年6月、米国人が少数民族と接触した結果、ラオ
   ス政府の少数民族政策への干渉・妨害をしたとして治安当局に一時身
   柄を拘束され、その後国外退去処分を受ける事件が発生しました。ま
   た、2003年6月にも少数民族と行動を共にしていた欧米人ジャーナリ
   スト、カメラマンらが当局に拘束され、国外退去処分を受けていま
   す。

   つきましては、同地域に渡航・滞在される方は、渡航の是非を含め自
  らの安全につき真剣に検討され、渡航・滞在される場合には、山岳地帯
  への立入りは避けるなど安全確保のため十分注意されることをお勧めし
  ます。

(4)国道7号線のプークーン〜ポンサワンまでの区間及びその周辺地域
  (ポンサワンを除く)
  :「渡航の是非を検討してください。」
 (イ)2008年1月、シェンクワン県中心部からプークーン郡方向に約90キ
   ロ離れた地点で、ラオス人男性が乗るオートバイが狙撃され同人が死
   亡したとの情報があります。
 (ロ)また、国道7号線のプークーン〜ポンサワンまでの区間は、旧サイ
   ソンブン特別区に近く、過去には、この周辺でラオス空軍のヘリコプ
   ターが地上から狙撃される事件が発生しています。また、プークーン
   の警察施設に対する襲撃事件や国道7号線を走行中の車両に対する銃
   撃事件が発生しています。

   つきましては、同国道のプークーン〜ポンサワンまでの区間及びその
  周辺地域に渡航・滞在される方は、渡航の是非を含め自らの安全につき
  真剣に検討され、渡航・滞在される場合には、安全確保のため十分注意
  されることをお勧めします。

(5)フアパン県サムヌア周辺地域(サムヌアを除く)
  :「渡航の是非を検討してください。」
 (イ)同地域では、過去に軍の武器庫及び路線バスが襲撃され、バスの乗
   客や犯人グループが死亡するという事件が発生しました。同事件は、
   反政府武装勢力による犯行である可能性が極めて高いといわれていま
   す。
 (ロ)また、ベトナム国境に近いパーティー山付近で、軍・警察当局と地
   元少数民族との間で銃撃戦が発生し、双方に数人の死傷者が出た模様
   です。

   つきましては、同地域に渡航・滞在される方は、渡航の是非を含め自
  らの安全につき真剣に検討され、渡航・滞在される場合には、安全確保
  のため十分注意されることをお勧めします。

(6)上記以外の地域(首都ビエンチャンを含む)
  :「十分注意してください。」
 (イ)首都ビエンチャンでは、置き引き、侵入盗、ひったくりといった一
   般犯罪が引き続き増加傾向にあり、日本人がこれら一般犯罪の被害に
   遭う事案が、2008年1月から10月末までの期間に、ひったくり6件、盗
   難8件が発生しています。同年1月17日には、日本人が比較的多く利用
   する宿泊施設で何者かによる室内侵入未遂事件が発生しました。この
   事件では何者かによってドアノブが壊される気配に気づいた宿泊者が
   室内からドアを叩くなどしたため、犯人は犯行を中止して逃走したと
   考えられています。
    また、首都ビエンチャンでは、近年オートバイの窃盗事件が多発し
   ています。2007年にはオートバイの窃盗台数は週に数台でしたが、最
   近では週に十数台が盗まれれています。オートバイを所有される方
   は、鍵の抜き忘れをしない等、保管・管理には十分に御注意くださ
   い。
 (ロ)首都ビエンチャン以外の地域においても、2008年11月にシェンクワ
   ン県ポンサワン市街地で、商店に仕掛けられた爆弾が爆発し、2メー
   トルの幅で商店の壁が破壊される被害があったとの情報があります。
    2007年7月には、ボケオ県パクター郡近郊において、反政府武装勢
   力と政府軍との間で激しい戦闘があったとの情報があります。また、
   同年11月にカムアン県ポンサイ村付近の国道13号線上において、乗用
   車が対向車とすれ違いざまに対向車より発砲を受ける事件も発生して
   います。
 (ハ)ラオス国内では国道等の主要幹線道路であっても、集落から隔絶さ
   れた山道になっている場所が多く、このような場所で襲撃事件が発生
   しています。また、これら山道においては、雨季になると至る所で土
   砂崩れや地面の陥没等が発生し、事故の原因となっているため、陸路
   で移動する際には経路の安全状況を十分に確認する必要があります。

   つきましては、これらの地域に渡航・滞在される方は、国内のどの地
  域においても人込みはできる限り避け、夜間の外出やバス等公共交通機
  関の利用は控える等、十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
  滞在中は、下記の事項に留意して行動し、危険を避けるようにしてくだ
 さい。また、外務省、在ラオス日本国大使館、現地治安関係機関等より最
 新の情報を入手するよう努めてください。また、一般犯罪、国内移動手段
 等の詳細については、<安全対策基礎データ>を参照してください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
 (イ)外国人住居、ゲストハウス、日本人が多く利用する宿泊施設への侵
   入(未遂)・強盗事件が発生しており、けん銃を使用した犯罪も報告
   されています。住居、宿泊施設の選定に当たっては防犯設備が整って
   いるかを確認してください。また、在宅中は鍵、ドアチェーン等の施
   錠を確実に行い、訪問者があった場合には、ドアスコープ等で外を確
   認し、見知らぬ者の場合には、不用意にドアを開けることなくチェー
   ンをしたまま応対するなどの安全対策をとってください。
 (ロ)交通違反や犯罪を取り締まるために、治安当局による検問が各所で
   強化されており、身分証の確認も行われています。パスポート等の身
   分証は外出時には常に携帯し、また、紛失や盗難には十分注意してく
   ださい。
 (ハ)国内移動手段については、劣悪な道路事情や、整備が不良な車両な
   ど必ずしも十分な安全性が確保されてはいません。2008年10月には、
   国道13号線北においてルアンパバーン発ビエンチャン行きの公共バス
   が崖下に転落し、外国人を含む2人が死亡、数十人が負傷する事故が
   発生しています。
 (ニ)国内のバスターミナルやバス等の交通機関を狙った爆発事件、襲撃
   事件が発生しており、外国人も不測の事態に巻き込まれる可能性が排
   除されませんので、十分な注意が必要です。
 (ホ)都市部では自動車やオートバイの交通量増加に伴い、交通事故が頻
   発しており、日本人が被害に遭う事案も報告されています。外出する
   際は周囲に注意を払うなど、交通事故に遭わないよう安全確保に御留
   意ください。
 (ヘ)特に最近、レンタルオートバイによる事故が多発しています。現地
   でオートバイ等を運転するには国際免許証が必要ですが、レンタルオ
   ートバイの貸出店の中には免許証を所持していなくても貸出を行うケ
   ースが多く、結果として事故後に保険の適用が受けられない事案が発
   生しています。現地で自動車、オートバイを運転される場合には、必
   ず事前に国際免許証を取得するようにしてください。
 (ト)ラオスの医療水準は低いため、怪我や疾病に罹った場合は、隣国タ
   イなどへ移送され、高額の移送費及び治療費を請求されることがあり
   ます。旅行に際しては、事前に海外旅行保険に加入されることをお勧
   めします。

(2)観光旅行者向けの注意事項
 (イ)ラオスには、バックパッカーと呼ばれる旅行者が多く訪れています
   が、こうした個人旅行では、自分自身による安全確保が何より重要で
   す。渡航前に十分な情報収集を行い、旅行プランの安全性を確認して
   ください。また、現地で知り合った旅行者同士の情報交換は有益では
   ありますが、必ずその情報の真偽を確認するようにしてください。特
   に「人から聞いた話」といった伝聞情報に基づく行動は、時に大変危
   険な結果を招くことがあります。
 (ロ)首都ビエンチャンやルアンパバーン等の観光地でのひったくりやゲ
   ストハウス等への侵入盗、長距離バス内でのスリや置き引き等の被害
   が発生しています。また「いかさま賭博」に誘われ、金品等を巻き上
   げられる被害も発生しています。特に、見知らぬ者に安易についてい
   くことは、金銭的な被害のみならず誘拐の被害に遭う可能性もありま
   すので、これらの犯罪に巻き込まれないよう十分注意してください。
 (ハ)薬物、買春等については治安当局が取締りを強化しており、違反者
   には大変厳しい措置がとられます。外国人もその例外ではありませ
   ん。麻薬所持の最高刑は死刑となっており、外国人に対しても死刑判
   決が出されていますので、絶対に安易な気持ちで行動しないでくださ
   い。

(3)長期滞在者向けの注意事項
 (イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですの
   で、到着後遅滞なく在ラオス日本国大使館に「在留届」を提出してく
   ださい。また、届出事項に変更が生じたとき又はラオスから去る(一
   時的な旅行を除く)ときは、その旨を届け出てください。
    なお、在留届は、オンライン在留届電子届出システム
   ( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。
   また、郵送、FAXによっても行うことができますので、在ラオス日本
   国大使館まで送付してください。
 (ロ)外出の際には、身の周りの安全に十分注意してください。人込みに
   は極力近づかない、可能な限り夜間の外出は控える、高価なブランド
   品を身に着けない、自転車の前かごに不用意にバッグを入れない等、
   犯罪に巻き込まれないよう注意してください。
 (ハ)首都ビエンチャンを中心として侵入盗事件が多発しています。特に
   雨季に侵入盗事件が多発しています。自宅や滞在先の防犯状況を再点
   検し、十分な防犯措置を講じて犯罪に巻き込まれないよう注意してく
   ださい。門扉の金属装飾や外壁の鉄製忍び返し等を換金目的で窃取す
   る事例も報告されているので注意が必要です。
 (ニ)携帯電話をお持ちの方は、緊急時に連絡が取れるよう常時携行して
   ください。また、外出時には家族や職場の同僚等必要な範囲内の人に
   行き先、帰宅予定時間を告げておく等、常に自身の所在を明確にする
   ようにしてください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3678
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
              http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
 ○在ラオス日本国大使館
  住所:Road Sisangvone, Vientiane, Lao People's Democratic Republic
  電話: (856-21) 41-4400〜3
  FAX : (856-21) 41-4406


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