ネパール王国 Kingdom of Nepal

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本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

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感染症危険情報が発出されています。(2010/02/08)

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本情報は2010/02/10現在有効です。
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ネパールに対する渡航情報(危険情報)の発出(2009/01/23)


 ●以下の地域
    :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
  ・極西部(アチャム郡)
  ・中西部(ロルパ郡、ルクム郡、サリヤン郡、ジャジャルコット郡、カ
   リコット郡、ダイレク郡、ピュータン郡)
 ●以下の地域
    :「渡航の延期をお勧めします」(引き上げ)
  ・中部(バラ郡、ラウタハト郡)(マヘンドラハイウェイ(イースト)
   を除く)
  ・東部(サプタリ郡、シラハ郡)(マヘンドラハイウェイ(イースト)
   を除く)
 ●以下の地域(ルンビニ、チトワン等の観光地を含む)
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
  ・極西部
   (バジャン郡、バジュラ郡、ダデルドゥラ郡、カンチャンプール郡、
   ドティ郡)
  ・中西部(バケ郡、スルケット郡、ジュムラ郡)
  ・西部(ルパンデヒ郡、カピラバストゥ郡)
  ・中部(ドラカ郡、ラメチャップ郡、シンズリ郡、チトワン郡、ダヌー
   シャ郡、パルサ郡、サルラヒ郡、マハッタリ郡、並びに、バラ郡およ
   びラウタハト郡を通過するマヘンドラハイウェイ(イースト))
  ・東部(ボジプール郡、ウダヤプール郡、コタン郡、スンサリ郡、モラ
   ン郡、並びに、サプタリ郡及びシラハ郡を通過するマヘンドラハイウ
   ェイ(イースト))
 ●以下の地域
    :「渡航の是非を検討してください。」(引き下げ)
  ・極西部(カイラリ郡)
  ・中西部(ダン郡、バルディア郡)
 ●以下の地域(首都カトマンズ、ポカラを含む)
    :「十分注意してください。」(継続)
  ・極西部(ダルチュラ郡、バイタディ郡)
  ・中西部(ドルパ郡)
  ・西部(シャンジャ郡、ゴルカ郡、パルバット郡、パルパ郡、タナフン
   郡、ラムジュン郡、カスキ郡(ポカラを含む)、ナワルパラシ郡)
  ・中部(カトマンズ郡(首都)、バクタプール郡、ラリトプール郡、、
   マクワンプール郡、ヌワコット郡)
  ・東部(サンクワサバ郡、タプレジュン郡、ジャパ郡、ダンクタ郡、イ
   ラム郡、ソルクンブ郡のソル地区、テラトゥム郡、パーチタル郡、オ
   カルドゥンガ郡)
 ●以下の地域
    :「十分注意してください。」(引き下げ)
  ・西部(グルミ郡、アルガカチ郡、バグルン郡、ミャグディ郡)
  ・中部(シンデュパルチョーク郡、カプレパランチョーク郡、ダディン
   郡)

地図1 
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)ネパールでは、1996年以来、マオイスト(ネパール共産党毛沢東主義
  派)が、武装闘争を展開し、治安上大きな懸念となっていましたが、
  2006年11月、政府とマオイストとの間で包括的和平合意が成立し、11年
  間に及ぶ内戦は終結しました。マオイストは、政府、国連との武器管理
  協定にも合意し、マオイストの軍事部門である人民解放軍と武器を兵営
  地に収容し、国連の武器管理の作業の第1段階の登録作業及び第2段階の
  検証作業についても終了しましたが、今後、人民解放軍の統合問題等で
  不測の事態に至ることもありえます。

(2)2007年1月15日に暫定憲法が成立し、マオイストが暫定議会に参加し
  て、2007年4月、マオイストも参加する暫定政府が成立しました。その
  後、2008年4月10日に制憲議会選挙が行われ、マオイストが最大議席を
  獲得し、同党を中心とする連立政権が成立しました。しかし、一部地方
  では、治安機関は再設置されたものの、十分な体制・装備を確保できて
  おらず、マオイストの一部勢力による活動が依然として懸念される等、
  治安情勢は十分に改善しているとはいえません。

(3)東・中部タライ地域(注:タライ地域とはインドとの国境付近の平原
  地帯一帯を指す)では、2007年1月からインドからの移民を中心とする
  マデシ人権フォーラムやJTMM等の過激グループを中心に権利闘争が起こ
  り、税関・道路封鎖、ストライキが継続的に発生しており、また、マオ
  イストや他の政党関係者との衝突も発生しています。さらに、同地域で
  は犯罪件数が年々増加し、特に、誘拐、殺人、爆発事件、強盗事件、恐
  喝事件等の凶悪事件が頻繁に発生しています。

2.地域情勢
(1)「渡航の延期をお勧めします。」の地域
  ・極西部(アチャム郡)
  ・中西部(ロルパ郡、ルクム郡、サリヤン郡、ジャジャルコット郡、
   カリコット郡、ダイレク郡、ピュータン郡)
  ・中部(バラ郡、ラウタハト郡)(マヘンドラハイウェイ(イースト)
   を除く)
  ・東部(サプタリ郡、シラハ郡)(マヘンドラハイウェイ(イースト)
   を除く)

   上記の郡は、以前からマオイストの主要拠点及びその影響が強くみら
  れる地域です。また、治安機関の配置が不十分なため、事件・事故に遭
  遇した場合も十分な支援を受けることが困難です。また、東部タライ地
  域のうち、新たに引き上げとなる上記中部および東部の4郡に位置する
  区域については、現在、ネパール国内では凶悪犯罪発生率が非常に高い
  地域(ただし、マヘンドラハイウェイ(イースト)については、治安の
  悪化は比較的軽くすんでいます。)であり、治安機関も武装グループが
  集結するような遠隔地には入れない状況です。つきましては、これらの
  地域への渡航は、どのような目的であれ延期するよう強くお勧めしま
  す。

(2)「渡航の是非を検討してください。」の地域(ルンビニ、チトワン等
  の観光地を含む)
  ・極西部(バジャン郡、バジュラ郡、ダデルドゥラ郡、カンチャンプー
   ル郡、ドティ郡、カイラリ郡)
  ・中西部(バケ郡、スルケット郡、ジュムラ郡、ダン郡、バルディア
   郡)
  ・西部(ルパンデヒ郡、カピラバストゥ郡)
  ・中部(ドラカ郡、ラメチャップ郡、シンズリ郡、チトワン郡、ダヌー
   シャ郡、パルサ郡、サルラヒ郡、マハッタリ郡、並びに、バラ郡及び
   ラウタハト郡を通過するマヘン  ドラハイウェイ(イースト))
  ・東部(ボジプール郡、ウダヤプール郡、コタン郡、スンサリ郡、モラ
   ン郡、並びに、サプタリ郡及びシラハ郡を通過するマヘンドラハイウ
   ェイ(イースト))

   上記の郡は、マオイストの強い影響が認められる地域、及び、最近治
  安が悪化しているタライ地域に当たります。タライ地域では、2008年2
  月13日から28日までの16日間、インドとネパールの国境付近において、
  マデシ人権フォーラム及びこれらを支援するグループによる大規模なゼ
  ネストが行われ、インドからの石油を始めとする生活必需品等の物資の
  供給が遮断され、経済危機に直面するとともに、同グループと治安機関
  との衝突で多数の死傷者を出しました。その他、タライ地域でも、継続
  的に誘拐、爆弾、恐喝、殺人事件等の凶悪事件が発生しています。つき
  ましては、上記地域への渡航を予定されている方は、最新の治安情報に
  基づき、渡航の是非について十分な検討を行ってください。なお、極西
  部のカイラリ郡及び中西部のダン郡とバルディア郡については、犯罪発
  生状況が改善していることから、「渡航の延期をお勧めします。」から
  「渡航の是非を検討してください。」に引き下げます。

(3)「十分注意してください。」の地域(首都カトマンズ、ポカラを含
  む)
  ・極西部(ダルチュラ郡、バイタディ郡)
  ・中西部(ドルパ郡)
  ・西部(シャンジャ郡、ゴルカ郡、パルバット郡、パルパ郡、タナフン
   郡、ラムジュン郡、カスキ郡(ポカラを含む)、ナワルパラシ郡、グ
   ルミ郡、アルガカチ郡、バグルン郡、ミャグティ郡)
  ・中部(カトマンズ郡(首都)、バクタプール郡、ラリトプール郡、マ
   クワンプール郡、ヌワコット郡、シンデュパルチョーク郡、カプレパ
   ランチョーク郡、ダディン郡)
  ・東部(サンクワサバ郡、タプレジュン郡、ジャパ郡、ダンクタ郡、イ
   ラム郡、ソルクンブ郡のソル地区、テラトゥム郡、パーチタル郡、オ
   カルドゥンガ郡)

   上記の郡は、マオイストの影響力が比較的弱かった地域です。しかし
  ながら、金銭強要、拉致、暴行等の暴力行為は継続的に発生しており、
  また、交通事故等に起因するトラブルが放火や投石行為を伴う暴力的な
  デモ行動に発展したり、強盗事件等の一般犯罪が多発傾向にあります。
  つきましては、上記地域へ渡航する際は、最新の治安情報を入手し、慎
  重に渡航計画を立ててください。なお、西部のグルミ、アルガカチ、バ
  グルン、ミャグティの各郡及び中部のシンデュパルチョーク、カプレパ
  ランチョーク、ダディンの各郡については、犯罪発生状況が改善されて
  いることから、「十分注意してください。」に引き下げます。

3.渡航に当たっての注意
  詳しい注意事項は「安全対策基礎データ」を御覧ください。
(1)最新情報を入手する
   治安情勢は常に変化しています。渡航に際しては、事前に在ネパール
  日本国大使館や旅行会社等に最新情報を問い合わせるとともに、渡航中
  も情報収集に努めてください。特にバンダ(強制的ゼネスト)期間中
  は、ほとんどの交通機関が運行を停止し、各種商店も閉店するため、注
  意が必要です。

(2)できるだけ空路で移動する
   陸路の長距離移動は、バンダにより大きな影響を受ける上、ローカル
  バスでは、スリ、強盗等の犯罪や無謀運転による転落事故も発生してい
  ますので、できるだけ空路での移動をお勧めします。やむを得ず陸路で
  移動される場合は、外国人向けのツーリストバスを利用してください。
  特にタライ地域で問題が発生している間は、陸路でのインドへの移動は
  控えてください。

(3)危険な場所、不審物に近づかない
   テロの標的になりやすい軍・警察施設や米国関連施設、及びデモ等が
  行われている場所には不用意に近づいたりせず、また路上等に放置され
  た不審な箱や紙袋には手を触れないでください。

(4)マオイストとの遭遇時の注意事項
   トレッキングルートでマオイストに遭遇し、通行税名目で金品を要求
  された場合は自分で対処しようとせず、同伴ガイドなどに交渉させてく
  ださい。交渉後、やむを得ず通行税を支払う場合は、領収書を受領して
  他の場所でマオイストに遭遇した場合に提示してください(重複徴収の
  防止)。また、日本国大使館にもその旨お知らせください。

(5)デモ等の実施場所に近づかない
   抗議デモや大規模集会が行われている場所では、デモ隊が投石をした
  り、警察官が催涙ガスを発砲する場合があり、大変危険ですので近づか
  ないようにしてください。

(6)盗難被害に遭わないために貴重品の管理を徹底する
   混雑するバス内やマーケットエリアでは、スリ、ひったくり等の盗難
  が多発しています。不必要な貴重品を持ち歩かず、ホテル内でもフロン
  トに預けるなど管理を徹底してください。空港で警察官が手荷物検査を
  行う際に、目を離した隙に貴重品を抜き取る事件が発生していますの
  で、検査中といえども手荷物から目を離さないようにしてください。ま
  た、空港では、空港税以外の金銭を支払う必要がありませんので、係官
  から要求された場合は、明確に拒否するとともに、事後に在ネパール日
  本国大使館へご連絡ください。。

(7)家族には頻繁に連絡する
   家族等に対して行動予定を事前周知するとともに、渡航後も定期連絡
  に努めてください。長期間御家族への連絡が途絶えると、御家族は大変
  心配されますので、本邦出発前に御家族などに行動日程・連絡先を周知
  されるとともに、渡航中も定期的な連絡を行うようにしてください。特
  に個人で長期間にわたって旅行される方は、旅行日程が不確定でかつ連
  絡が途絶えるケースもあり、御家族から外務省や大使館への問い合わせ
  が多く発生しています。

(8)女性旅行者は性犯罪や日本への入国査証(ビザ)取得目的の求婚に注
  意する
   女性旅行者に対して親切なガイド等を装って近づき、性犯罪を行った
  り、日本への入国査証取得目的で交際を迫ったり、求婚する事案が発生
  していますので、十分注意してください。

(9)薬物事件に巻き込まれないように注意する
   ネパールは大麻の生産地であり、安価で大麻を入手できることから、
  旅行者が自ら使用したり、大麻の運び屋(密輸)に利用されるなどし
  て、逮捕される事件が発生しています。薬物への勧誘に遭った場合に
  は、きっぱりと拒絶するなど、巻き込まれないよう十分注意してくださ
  い。

4.個人旅行者への注意事項
  ネパールへ個人旅行される方(バックパッカーを含む)におかれては、
 最新の治安情報を確認せずに地方を陸路で移動(インド・中国からの陸路
 入国を含む)したり、危険度の高い地域へ興味本位で渡航することは非常
 に危険ですので、絶対避けてください。ネパールへの個人旅行は、事前に
 治安情勢について情報収集したり、現地ガイドを雇うなどして細心の注意
 を払って渡航するようお勧めします。

5.長期滞在者向けの注意事項
  現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などの際に必要ですの
 で、到着後遅滞なく在ネパール日本国大使館に在留届を提出してくださ
 い。また、住所その他届出事項の変更及びネパールを去る(一時的な旅行
 を除く)ときは、その旨の届出(変更及び帰国届)を行ってください。な
 お、在留届は、オンライン在留届電子届出システム
 ( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による届出をお勧めします。ま
 た、郵送、FAXによっても行うことができますので、在ネパール日本国大
 使館まで送付してください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3679
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2901
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
              http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
 ○在ネパール日本国大使館
  住所:1253 Narayan Gopal Sadak Panipokhari, Ward No.3,
      Kathmandu, (North), Nepal (P. O. Box 264)
  電話: (977-1) 442-6680


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