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本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。
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【危険情報】
本情報は2010/09/09現在有効です。
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スリランカに対する渡航情報(危険情報)の発出(2010/07/08)
●北部州(ワウニア市内及びマナー市内並びに国道A9号線(ワウニア市内
以南)、国道A14号線及び国道A30号線を除く。)
:「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
●北部州のワウニア市内及びマナー市内並びに同州内の国道A9号線(ワウ
ニア市内以南)、国道A14号線及び国道A30号線
:「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●北西部州のウィルパットゥ国立公園全域
:「十分注意してください。」(引き下げ)
●上記を除く地域
:「十分注意してください。」(継続)
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
1.概況
(1)治安情勢について
北部州におけるスリランカ政府軍とタミル人反政府組織「タミル・イ
ーラム解放の虎」(LTTE)との戦闘が終結し、2009年5月19日に同国大
統領は、LTTEを完全に制圧した旨を宣言しました。戦闘終了後は、LTTE
残党によるとみられる爆弾テロやゲリラ的な攻撃も発生しておらず、政
府軍・警察等によって国内の治安は保たれています。
なお、北部州のジャングル等にはLTTEが敷設した地雷や大量の隠匿さ
れた武器弾薬があるとみられ、政府軍等による捜索活動が継続されてお
り、外国人等が北部州に行くためにはスリランカ国防省から事前に許可
を得る必要があります。
(2)一般犯罪について
最近、スリランカ全土で殺人、誘拐、路上強盗、傷害、窃盗等が恒常
的に発生しています。最近の邦人の被害例としては、自宅における空き
巣被害やバス等公共の乗り物でのスリ被害が報告されています。
2.地域情勢
(1)北部州(ワウニア市内及びマナー市内並びに国道A9号線(ワウニア市
内以南)、国道A14号線及び国道A30号線を除く。)
:「渡航の延期をお勧めします。」
北部州には各所に国内避難民キャンプが設置されており、これまで多
くの国内避難民が治安の安定した地域に再定住しましが、依然として多
くの国内避難民が同キャンプで生活しています。また、北部州には元
LTTE要員の収容施設も設置されており、同施設において社会復帰のため
の職業訓練等が行われています。
現在も北部州の各所において地雷の撤去作業が行われており、外国人
が渡航するに際してはスリランカ国防省の許可が必要であるほか、道路
事情や宿泊施設が劣悪であり、通信手段にも制限があるため、緊急事態
が発生した場合、迅速な対応が非常に困難です。つきましては、北部州
(下記(3)の地域を除く)への渡航は延期するようお勧めします。
(2)北部州のワウニア市内及びマナー市内並びに同州内の国道A9号線(ワ
ウニア市内以南)、国道A14号線及び国道A30号線
:「渡航の是非を検討してください。」
北部州内における戦闘が終了した後、政府軍・警察等による治安対策
によりワウニア市内及びマナー市内並びに上記幹線道路上は、治安に一
定の回復が認められますが、同州に渡航するためにはスリランカ国防省
から事前に許可を得る必要があることなどから、ワウニア市内及びマナ
ー市内についても観光目的等不要不急の渡航は見合わせるなど、渡航の
是非を慎重に検討してください。
(3)北西部州のウィルパットゥ国立公園全域
:「十分注意してください。」
ウィルパットゥ国立公園では、2007年にLTTEにより政府軍兵士と公園
職員が殺害される事件以降、治安上の理由で閉鎖されてきましたが、
2010年2月末、同公園全域の治安に一定の回復が認められるとして、観
光が再開されました。その後、同公園内では観光客が犯罪に巻き込まれ
るといった事件は発生しておらず、治安は相当回復していると認められ
るので、危険情報を「渡航の延期をお勧めします。」から「十分注意し
てください。」に引き下げます。ただし、上記地域への渡航を予定され
ている方は、信頼のおける旅行代理店やガイドを選ぶなど、十分な安全
対策を講じてください。
(4)上記を除く地域
:「十分注意してください。」
2009年5月に内戦が終了し、その後はLTTE残党による爆弾テロは発生
しておらず、治安当局も爆弾テロ等が再発する可能性は極めて低いとみ
ていますが、今後の状況によっては治安が悪化する可能性もありますの
で、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や十分な安全対策に努めてく
ださい。
3.滞在に当たっての注意
滞在中は下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてく
ださい。また、外務省、在スリランカ日本国大使館、現地関係機関等から
最新情報を入手するよう努めてください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
(イ)テロに対する注意
(a)テロ等に巻き込まれないために、最新の治安情報の入手に努め、
テロの標的となる可能性のある政府主要機関、重要経済施設、治安
関係施設等には近づかないことが重要です。また、多数の人が集ま
る場所では警戒する、周囲の状況に気を付けるなど安全確保に十分
注意を払ってください。特に、群衆の集まる場所及び過去に大規模
なデモや集会が行われた場所(コロンボ市内においては、フォート
駅前、リプトンサーカス、国会周辺等)に立ち入る際には周囲の状
況に注意してください。また、テロ事件が発生した場合の対応策を
再度考慮し、状況に応じて適切な安全対策が講じられるように心掛
けてください。
(b)外出中に不測の事態が起きた場合は、自宅か職場(旅行者の場合
はホテル)に戻り、事態が沈静化するまで待機してください。
(c)不測の事態に備え、特にツアー等に参加していない個人の渡航者
の方は、できるだけ在スリランカ日本国大使館との連絡手段を確保
しておくようお勧めします。
(ロ)その他
(a)麻薬を使用した場合には外国人であっても厳罰に処される可能性
がありますので、決して麻薬に手を出さないでください。また、空
港等において荷物の運搬を引き受け、知らないうちに麻薬の運び屋
にされる可能性も否定できませんので、空港等において不用意に他
人の荷物を預かることは厳に避けてください。(麻薬関係の刑罰の
最高刑は死刑。)
(b)公共交通機関、特にバスや列車内でのスリ被害が多発しており、
日本人の被害も時々報告されていることから、十分な注意が必要で
す。また、道路状況が非常に悪く運転マナーも悪いため交通事故が
多発しています。幹線道路では、スピード超過や対向車線を越える
車両が多いことから、交通事故には十分注意してください。
(c)コロンボ市内や地方各地では各種犯罪の未然防止等のため、軍や
警察が検問を行っています。検問を無視して通過する車両等には発
砲することもありますので、検問には従ってください。
(d)コロンボ市内(特にフォート地区)のホテル内のレストラン等に
おいて、多くの在留邦人を含む外国人がクレジットカードのスキミ
ング被害に遭っています。被害に遭わないために、クレジットカー
ドの使用には十分注意してください。
(e)2004年12月26日に発生したスマトラ沖大地震及びインド洋津波に
より、スリランカでもほとんどの沿岸地域が被害を受けました。宿
泊先では万一に備え、非常出口を確認するとともに、避難方法を確
認しておくようお勧めします。
(f)年間を通じてデング熱及びチクングニア熱の発生がみられますの
で、蚊に刺されないよう注意が必要です。
(g)スリランカ全土において公共の場所での喫煙が禁止され、違反す
ると罰金が科されます。鉄道、バス等の公共交通機関を含め、路上、
公園、病院、ショッピングモール等での喫煙は灰皿が設置されてい
る場所を除き避けてください。
(2)観光旅行者向けの注意事項
スリランカの海岸(リゾート地を含む)は、引き潮が強く、潮の流れ
が速いため、極めて危険な状況になることがありますので、遊泳にあた
っては、ホテル従業員等の注意を厳守してください。また、宿泊施設内
における日本人観光客の盗難被害も報告されていることから、パスポー
トを含め身の回りの貴重品管理には十分留意してください。
(3)長期滞在者向けの注意事項
(イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですの
で、到着後遅滞なく在スリランカ日本国大使館に「在留届」を提出し
てください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はス
リランカを去る(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出
てください。なお、在留届は、在留届電子届出システム(ORRネッ
ト、 http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。
また、郵送、FAXによっても行うことができますので、在スリランカ
日本国大使館まで送付してください。
(ロ)外出の際には身の周りの安全に十分に注意してください。また、可
能な限り夜間の外出は控えるなど、犯罪に巻き込まれないよう注意し
てください。
(ハ)自宅や職場の周辺で、不測の事態が起きた場合は、在スリランカ日
本国大使館に連絡(連絡先は下記参照)してください。
(ニ)根拠のない噂に惑わされて動揺することのないよう、報道のみなら
ず在スリランカ日本国大使館からも情報を得て確認してください。
(ホ)情勢の不安定な地域に滞在されている方は、在スリランカ日本国大
使館と緊密に連絡を取ってください。また、不測の事態に備え、食料、
飲料水を備蓄する等安全対策を講じるとともに、パスポート、貴重品、
衣類等をいつでも持ち出せるように準備しておき、退避手段について
も常時確認してください。
(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3100
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
○在スリランカ日本国大使館
住所:No. 20, Gregory's Road, Colombo 7,
Democratic Socialist Republic of Sri Lanka
電話: (+94-11) 2693831〜3
FAX : (+94-11) 2698629
ホームページ: http://www.lk.emb-japan.go.jp/
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