送信日時:2009/05/05
情報種別:広域情報
本情報は2009/07に失効しました。

新型インフルエンザの流行について(第6報(5月5日付))
本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。
1.2009年4月30日、世界保健機関(WHO)は、パンデミック警戒レベルをフ
 ェーズ4から5へ引き上げました。
  メキシコについては、別途、「感染症危険情報」を発出しています。メ
 キシコへの渡航を予定している方は、不要不急の渡航は延期してくださ
 い。また、メキシコ滞在中の方は、不要不急の外出は控え、十分な食料・
 飲料水の備蓄とともに、安全な場所にとどまり、感染防止策を徹底してく
 ださい。なお、今後は出国制限が行われる可能性又は現地で十分な医療が
 受けられなくなる可能性がありますので、メキシコからの退避が可能な方
 は、早めの退避を検討してください。
  また、メキシコ以外で新型インフルエンザの感染が確認された国・地域
 (20カ国・地域)に対しても、別途、「感染症危険情報」を発出していま
 す。渡航を検討されている方は、渡航先の感染状況及びWHOの情報等最新
 情報を入手し、十分注意してください。また、これらの国に滞在される方
 は、WHOの情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染
 が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。

  2009年5月5日8時(日本時間)現在、感染が確認された旨政府当局また
 はWHOが発表した国・地域は以下の通りです。メキシコ及び米国を除き、
 各国・地域とも死亡者はありません。
(1)WHOが同時点で公表している感染状況
  感染が確認された国 21カ国・地域、感染者数 1085人
   メキシコ
    感染者数    590人(うち 25人死亡)
   米国
    感染者数    286人 (うち 1人死亡)
   カナダ
    感染者数    101人
   スペイン
    感染者数    54人
   英国
    感染者数    18人
   ニュージーランド
    感染者数     6人
   ドイツ
    感染者数     8人
   イスラエル
    感染者数     4人
   フランス
    感染者数     4人
   オーストリア
    感染者数     1人
   オランダ
    感染者数     1人
   スイス
    感染者数     1人
   香港
    感染者数     1人
   デンマーク
    感染者数     1人
   韓国
    感染者数     1人
   コスタリカ
    感染者数     1人
   アイルランド
    感染者数     1人
   イタリア
    感染者数     2人
   エルサルバドル
    感染者数     2人
   コロンビア
    感染者数     1人
   ポルトガル
    感染者数     1人

  また、5月5日午前8時現在、感染疑いがある国は以下のとおり(報道含
 む。18ヶ国)です。
  インド、オーストラリア、スウェーデン、チェコ、ノルウェー、リトア
 ニア、ルーマニア、アルゼンチン、グアテマラ、チリ、トリニダード・ト
 バゴ、ニカラグア、ブラジル、ベネズエラ、ベリーズ、ペルー、ボリビ
 ア、ベナン

2.新型インフルエンザとは
  動物のインフルエンザウイルスがヒトの体内で増えることができるよう
 に変化し、継続的にヒトからヒトの感染がみられるようになったもので、
 このウイルスが感染して起こる疾患を新型インフルエンザといいます。
  今般、メキシコや米国等で感染が確認された豚インフルエンザ(H1N1亜
 型)は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する法律」第6条7号に規定
 する新型インフルエンザに位置づけられたところです。

3.豚由来インフルエンザがヒトに感染した場合
  発熱、倦怠感、食欲不振、咳など、通常のインフルエンザ症状があらわ
 れます。また、鼻水、咽頭痛、吐気、嘔吐や下痢などの症状を訴える患者
 もいます。

4.感染防止策
  下記の点に留意し、感染防止に努めてください。
(1)十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。

(2)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防
  ぐため、マスクを着用する。

(3)積極的に手洗いやうがいを行う。

(4)ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に
  手で触れない。

(5)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、現地の
  医療機関を受診する。

5.海外における入国時の健康チェック
  現在、多くの国においては、入国時の健康チェック(体温確認等)が行
 われています。その際、発熱、インフルエンザ様症状が疑われた場合に
 は、新型インフルエンザ感染の確認等のため、一定期間停留を求められる
 場合がありますので、日本出発時に発熱等不調を感じられた場合には出発
 前に都道府県による新型インフルエンザ相談窓口発熱相談センター
 ( http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090430-02.html )
 等にご相談されることをお勧めします。

6.日本帰国時の健康チェック
  わが国では、検疫体制を強化しており、厚生労働省が定める新型インフ
 ルエンザが蔓延している国・地域(5月3日現在、メキシコ、米国、カナ
 ダ)から入国する方に対し、機内検疫を実施しています。インフルエンザ
 様症状がある場合には検査を行い、必要に応じ、隔離、停留又は保健所の
 健康監視下等におかれる場合がありますので、到着時の検疫所の指示に従
 ってください。なお、帰国時に高熱、咳症状がみられる場合には検疫所の
 健康相談室にお申し出ください(帰宅後に同様の症状が現れた場合には、
 最寄りの保健所に相談し、感染地域に渡航していた旨をお知らせくださ
 い。)。


(問い合わせ先)
 ○外務省新型インフルエンザ相談窓口
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-5501-8000(内線)4625、4627、4629
 ○外務省領事局海外邦人安全課
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
              http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)

(関連ホームページ)
 ○厚生労働省ホームページ(新型インフルエンザ対策関連情報)
  http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
 ○世界保健機関(WHO)ホームページ(新型インフルエンザ関連)
  http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/ (英語)
 ○CDC(米国疾病予防対策センター)
  http://www.cdc.gov/h1n1flu/ (英語)
 ○農林水産省ホームページ(新型インフルエンザ関連情報)
  http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html
別添資料
なし


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